城崎町屋地ビールレストラン GUBIGABU
>ビールのお話
>アメリカ ビール事情 〜バドワイザーとクラフトビールと合理的精神〜
アメリカ ビール事情 〜バドワイザーとクラフトビールと合理的精神〜
アメリカ ビール事情 〜バドワイザーとクラフトビールと合理的精神〜
アメリカは実は多種多様なビールを造っており、世界のビール大国だが、日本人はどうもアメリカのビールに偏見を持っている。そう「アメリカ=バドワイザーに代表される苦くないビール」という図式が出来上がっており、それ以外においしいビールがあるなんてみんな思ってもいないのだ。勿論アメリカを代表するビールはきっとバドワイザーだろうし、苦くなく喉の乾きをいやせて、大リーグ観戦のお供にいいビールが一番売れている事は確かだ。でも一方でクラフトビールを作るメーカー(マイクロブルーワリーやブルーパブ)が数多くあり、地元で自慢のクラフトビールが飲める国、それもアメリカなのである。
私は地ビールプラントを購入する際アメリカのメーカーから直接購入した。その時、契約のためにLAを訪れ、感じた事がある。まずバドワイザーだけでないという当たり前の驚き(私もみなさんと同じ偏見をもっていた)、それとアメリカはさすがに合理的な国だという事である。ビール醸造に関しても歴史の古くないアメリカだからこそと思うのだが、ドイツの様に職人気質で、1人前のブルーワーになるのに、10年以上要するというやり方ではないのだ。醸造を科学し、誰がやっても同じ様にビールの味が出せる。ビール醸造専門の学科があり、プラントも一番合理的に作っている。私達が輸入したモノブロックというプラントはばらさずにプラントごとそのまま船に積み込んで、おろして短い期間で設置出来る。そういうプラントを世界に輸出しているので、設置やセッティングにも手慣れた優秀な技術者がいるのだ。アメリカは醸造を科学し、合理的に自分達の作りたいビールを作る。歴史のある国ほど、他の国のビールのスタイルを受け入れないし、排他的になる。アメリカのマイクロブルーワリーでは本当に数多くのスタイルのビールが楽しめる。世界中のビールが一番手軽に楽しめるのはアメリカかもしれないと私は思っている。みなさんにもアメリカに行かれたら偏見を持たずに、地元の人がいきつけのブルーパブに行かれる事をおすすめする。
※レストラン併設の地ビール工場をブルーパブと呼び、そうでない15000バレル未満のビール工場をマイクロブルーワリーと呼ぶ。
私は地ビールプラントを購入する際アメリカのメーカーから直接購入した。その時、契約のためにLAを訪れ、感じた事がある。まずバドワイザーだけでないという当たり前の驚き(私もみなさんと同じ偏見をもっていた)、それとアメリカはさすがに合理的な国だという事である。ビール醸造に関しても歴史の古くないアメリカだからこそと思うのだが、ドイツの様に職人気質で、1人前のブルーワーになるのに、10年以上要するというやり方ではないのだ。醸造を科学し、誰がやっても同じ様にビールの味が出せる。ビール醸造専門の学科があり、プラントも一番合理的に作っている。私達が輸入したモノブロックというプラントはばらさずにプラントごとそのまま船に積み込んで、おろして短い期間で設置出来る。そういうプラントを世界に輸出しているので、設置やセッティングにも手慣れた優秀な技術者がいるのだ。アメリカは醸造を科学し、合理的に自分達の作りたいビールを作る。歴史のある国ほど、他の国のビールのスタイルを受け入れないし、排他的になる。アメリカのマイクロブルーワリーでは本当に数多くのスタイルのビールが楽しめる。世界中のビールが一番手軽に楽しめるのはアメリカかもしれないと私は思っている。みなさんにもアメリカに行かれたら偏見を持たずに、地元の人がいきつけのブルーパブに行かれる事をおすすめする。
※レストラン併設の地ビール工場をブルーパブと呼び、そうでない15000バレル未満のビール工場をマイクロブルーワリーと呼ぶ。
自己紹介